日本心臓病学会 個人情報保護方針
2005年4月1日より「個人情報の保護に関する法律」が全面施行されることに伴い、日本心臓病学会として、下記保護方針を定めます。なお、「個人情報」とは、氏名や生年月日など、個人を特定できる情報を指します。
2005年4月9日 日本心臓病学会理事長 松崎益徳
(2005年4月9日 理事会承認)
1. 個人情報の管理
日本心臓病学会は、会員個人に関する情報を厳重かつ適切に管理する。
2.個人情報の収集目的と範囲
日本心臓病学会が会員個人の情報を収集する場合は、個々の事例において収集の目的を明確にし、通知した上で、会員の同意の下、その目的に必要な範囲内の情報に限り収集するものとする。
この収集された情報を、会員の同意なしで他の目的のために使用することはない。
3.個人情報の第三者への開示・提供の禁止
日本心臓病学会が会員より収集した個人情報をいかなる第三者にも開示・提供しない。
ただし、下記のいずれかに該当する場合はその適用外とする。
- 会員の同意を得られた場合
- 会員が希望するサービスを行うため、日本心臓病学会の業務委託先に必要な範囲の情報に限り開示・提供する場合
4.法令・規範の遵守と見直し
日本心臓病学会は「個人情報の保護に関する法律」を遵守するよう最善の努力を払うとともに、今後さらなる徹底を目指し、本方針を必要に応じて見直し、改善する。
5.登録されている個人情報の照会・訂正・削除
会員ご本人からの郵送、ファックス、電子メールなどの記録に残る問い合わせ、申し出による。
いかなる場合も電話による問い合わせ、申し出には対応しない。
6. 個人情報の管理責任
日本心臓病学会における個人情報の管理に関する責任者は理事長とする。
細則 1.会員の個人情報について
- 個人情報を収集する時期
会員の入会時、会員の同意の下で収集し、保管する。 - 収集する個人情報の範囲
学会業務および会員への連絡通知等に必要な最低限度の個人情報とする(入会申込書の記入項目)。 - 会員名簿の発行
名簿発行に際して、その掲載内容については本人の同意を得たものとする。 - 第三者への個人情報の提供
いかなる事由によっても一切行わない。 - 年次学術集会事務局への提供
- 学会業務および会員への連絡通知等に必要な最低限度の個人情報のみを提供する。
ただし、情報の取り扱いに関する誓約書の提出を求める。 - 電子媒体での提供
原則として行わない。
やむをえないと判断された場合は、学会業務および会員への連絡通知等に必要な最低限度の個人情報のみを安全なかたちで提供する。ただし、情報の取り扱いに関する誓約書の提出を求める。 - 紙媒体での提供
学会業務および会員への連絡通知等に必要な最低限度の個人情報を提供することがある。
ただし、情報の取り扱いに関する誓約書の提出を求める。 - 個人情報の訂正・削除
登録されている個人情報の内容について、全部または一部の訂正・削除を希望する場合には、
1)会員本人より、2)郵便やファックス、電子メールなど記録に残る方法により事務局に申し出るものとする。
この訂正・削除によって会員が被る不利益がある場合、会員自身その不利益について同意したものと了解する。
細則 2.業務に付随して発生する個人情報について
- 会員以外の個人情報
業務において会員以外(学術集会への非会員参加者など)の個人情報を取得した場合、当該業務が終了した時点で破棄する。 - 患者の個人情報
業務において収集された患者の個人情報を取り扱う場合、厳重かつ適切に管理するとともに、第三者への提供はいかなる事由によっても行わない。 - 学術集会での発表における患者情報
患者個人を特定できるすべての患者情報を発表データから削除またはマスクすることを原則とする。
細則 3.業務委託先の監督について
- 事業者の選定・契約について
業務の全部ないし一部を外部の事業者に委託する場合、個人情報を適切に取り扱いうることを条件に選定し、契約にあたっては個人情報の適切な取り扱いについての条項を含めるものとする。
また、その事業者より再委託を行う場合、再委託先においても同様の条件での選定、契約とする。 - 事業者の監督について
日本心臓病学会は、適切に個人情報が取り扱われていることを定期的に確認する義務、個人情報の取り扱いに疑義が生じた場合は適切な取り扱いのために指導を行うなどの適切な措置をとる義務を負う。
附則 本方針ならびに細則は、2005年4月9日より施行する。